Intel Media SDK 2014

Intel Quick Sync Video (QSV)は、x264には遠く及ばないものの、簡単に使えるH.264のハードウェアエンコーダの中ではそれなりにまともな画質が出る方で、今後も期待している。

さて、QSVエンコードのベースとなる、Intel Media SDKの新しいバージョン(2014)が出ているので、さらっと眺めてわかったことを書く。

・APIがv1.8に。
現在のQSVEncはMedia SDK 2013 R2ベースでv1.7対応。v1.8対応にする必要がありそう…。

・VPPインタレ解除で、BOBや更に拡張されたモードを選べるように。
これはどういうことかな…bob化はすでに以前からできるはず(そして割と優秀)なのだけど…。あと24fps化は改善されると信じていいのかな? やっぱだめかな? もう少し詳しく見る必要がありそう。

・ユーザが拡張プラグインを導入するのが容易になった。
コード見てみないとわからない。

・yuvのmatrixやレンジの指定が可能に。
要するにx264でいううところのcolormatrixや、pc/tv rangeの話だろうか。

・VPP composition filterなるものを追加。
???

・新しいレート制御モードを追加。
固定品質モード改 the intelligent constant quality algorithm

先行探索付き固定品質モード改 the intelligent constant quality algorithm with look ahead

テレビ会議モード? video conferencing mode algorithm

テレビ会議モードはよくわからんけど、固定品質モード、これは期待したい。CQPに続き、待望の固定品質系モード。


・その他いろいろ細かいパラメータ追加。
いろいろ指定できる(=遊べる)ことはよいことだ。


・エンコード結果の情報をより細かく収集できるように。
パラメータ調整の手助けにはなるかなあ。



とまあ、なかなか期待できそうな項目があって楽しみなのだが。

問題は、このAPI v1.8の適用範囲。

ドライバの更新により現行のHaswellで使えるのか、それともBroadwell-K待ちなのか…それが問題。「BroadWellなノートPC買え」は勘弁して欲しいのだけど?



どのくらい未来かわからないけど、そのうちQSVにH.265/HEVC エンコーダ/デコーダも載ると面白いと思う。

HEVCエンコでも画質ではx265などのソフトエンコの圧勝は揺るがないと思うけど、最適化がどんどん進められているとはいえ、現状かなりエンコードに時間がかかってしまう。

そうするとやっぱりハードウェアエンコにも期待したくなるけど…。

GPUはどうなのかなあ。H.265は、演算がH.264よりさらに複雑化しているようなので、GPUはより苦手そうな印象があるけど。AMDの推すHSAとかが進んで、CPUとGPUがスムーズに連携できるようになるのだろうか。


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No title

http://software.intel.com/en-us/forums/topic/499189を覗いていたらPetterいわくHEVC codec id, deinterlace control, audio and lookahead control improvements are not dependent on next gen. Core.、だそうで。ドライバが来るまでわかりませんが、次期モデル以外でも少しは使えるのかもしれません。

Re: No title

教えてくださり、ありがとうございます!

そういうことですと楽しみですね。QSVEncのSDK 2014への対応も進めていきたいです。
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