WebMとやらの画質

WebMってどんなもんよって話。
画質を比較してみる。


Googleが騒いでるWebM。
なんか
「ChromeでH.264のサポートやめる。これからはWebMだ!」
とかなんとか。
で、Microsoftが、
「ふむ。ならChrome用H.264再生プラグイン作るぜ!(たしかWin7用(?))」
ってな感じらしい。
ま、私はIE派なんでどーでもいいが。

それはともかく、
重要なのは画質なんだよ!
とにかく画質なのだ!
ってなわけで、ちょっくら比較してみる。


まず、環境とかを書いとく。

【環境】
OS : Win7 x64
CPU : Xeon W3680 (6C/12T, L3=12MB) @ 4009MHz
メモリ: 18GB
念のため書いておくと、この環境だとマルチスレッド効率が低いものは遅くなってしまう。

【入力データ】
例によって Little Busters Ex のOPデモ版。
解像度 : 800x600p
fps : 30.000fps
フレーム数 : 6891 frame (約 3分49秒)
音声 : 出力しない

avisynthで読み込んで、フィルタは全くかけず、そのままエンコードする。

そいで、平均レート1000kbpsになるようにエンコードする。

画質の比較には4633frame目の左上400x300の部分を使う。

avisynth(x86) + x264 r1900(x86)(H.264)
avisynth(x86) + ffmpeg(webM)

x264はPOP氏のL-SMASHビルド32bit版r1900 core2最適化版
ffmpegはこちらのrev27475 core2最適化版

x264のオプション
x264 --preset medium --crf 25.3 --psy-rd 1:0.2 --ipratio 1.5 --qcomp 0.7 --qpstep 12 --scenecut 60 --min-keyint 4 --keyint 300 --me umh --no-fast-pskip --no-dct-decimate --acodec none -o test.mp4 S:\test.avs

ffmpegのオプション
ffmpeg -y -i S:\test.avs -an -vcodec libvpx -quality good -g 120 -bt 2M -vb 1M -threads 12 -qmin 1 -qmax 63 test.webm

WebM動画作成にはいろんな方法があるみたいだけど、今回はffmpegを使った。ffmpegではWebMにエンコードするにはlibvpxと指定するらしい。とはいえ、オプションがよくわからんので、ちょっと適当。ちなみに-quality bestとすると、ものすごく時間かかる。(goodの2倍以上?)

再生するにはDirectShowFilterを用意する。この辺にあるwebmdshow-0.x.xx.x-xxxxxxxx.zipをダウンロード、解凍して、中のinstall_webmdshow.exeを実行すればインストールされる。そしたら簡単に再生できた。


で、まずビットレート。きれいにそろえた。
webmTest_bitrate_02

次に、エンコード速度。
webmTest_speed_02
オプションにもよるけど、今回のオプションだとx264のほうが速い。ただこれはx264のほうがマルチスレッド効率が高いためとも考えられる。WebM(ffmpeg)は6C/12Tを使いきれず、CPU使用率は40~50%ぐらい。一方のx264は60~80%ぐらいだった。

そんで画質。
まずオリジナル。↓
webmtest_sample_original

H.264(x264)↓
WebMTest_x264_sample_02

WebM(ffmpeg)↓
WebMTest_webm_sample_02
ちょいぼやけすぎでないかい?

うーん。WebM(ffmpeg)ちときついよなあ…
もちろん、私はx264のオプションに比べたら、WebM(ffmpeg)のオプションは細かく詰められてないし、もしかしたらもっといいオプションとかあるのかもしれないけど、いまんとこx264と比べると速度は遅い、画質は悪いということになってしまう。

というか、WebMの動画再生支援とかもないんだし(ないよね?あるのかな?)、H.264は結構広まってるように思うし、GoogleはWebMが広がる勝算はあるのかな?って思う。ようつべで使えば広がるはず!とかなのかな。

どうなることやら…
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

rigaya

Author:rigaya
アニメとか見たり、エンコードしたり。
連絡先(@を半角にしてください!)
rigaya34589@live.jp
github

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム
いろいろ
公開中のAviutlプラグインとかのダウンロード

○Aviutlプラグイン
x264guiEx 2.xx (ミラー)
- x264を使用したH264出力
- x264guiExの導入>
- x264.exeはこちら>

x265guiEx (ミラー)
- x265を使用したH.265/HEVC出力
- x265.exeはこちら>

QSVEnc + QSVEncC (ミラー)
- QuickSyncVideoによるH264出力
- QSVEncCはコマンドライン版
- QSVEncC 導入/使用方法>
- QSVEncCオプション一覧>

NVEnc + NVEncC (ミラー)
- NVIDIAのNVEncによるH264出力
- NVEncCオプション一覧>

VCEEnc + VCEEncC (ミラー)
- AMDのVCEによるH.264出力

ffmpegOut (ミラー)
- ffmpeg/avconvを使用した出力

自動フィールドシフト (ミラー)
- SSE2~AVX2による高速化版
- オリジナル: aji様

エッジレベル調整MT (ミラー)
- エッジレベル調整の並列化/高速化
- SSE2~AVX対応
- オリジナル: まじぽか太郎様

バンディング低減MT (ミラー)
- SSE2~AVX2による高速化版
- オリジナル: まじぽか太郎様

PMD_MT (ミラー)
- SSE2~FMA3による高速化版
- オリジナル: スレ48≫989氏

透過性ロゴ (ミラー)
- SSE2~FMA3によるSIMD版
- オリジナル: MakKi氏

AviutlColor (ミラー)
- BT.2020nc向け色変換プラグイン
- BT.709/BT.601向けも同梱

○その他
x264afs (ミラー)
- x264のafs対応版

aui_indexer (ミラー使い方>)
- lsmashinput.aui/m2v.auiの
 インデックス事前・一括生成

auc_export (ミラー使い方>)
- Aviutl Controlの
 エクスポートプラグイン版
 エクスポートをコマンドから

aup_reseter (ミラー)
- aupプロジェクトファイルの
 終了フラグを一括リセット

CheckBitrate (ミラー, 使い方, ソース)
- ビットレート分布の分析(HEVC対応)

チャプター変換 (ミラー使い方>)
- nero/appleチャプター形式変換

エッジレベル調整 (avisynth)
- Avisynth用エッジレベル調整

メモリ・キャッシュ速度測定
- スレッド数を変えて測定

○ビルドしたものとか
L-SMASH (ミラー)
x264 (ミラー)
x265 (ミラー)

○その他
サンプル動画
その他

○読みもの (ミラー)
Aviutl/x264guiExの色変換
動画関連ダウンロードリンク集
簡易インストーラの概要

○更新停止・公開終了
改造版x264gui
x264guiEx 0.xx
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR